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編集PCを作る

編集PC(コンピューター)を作る



 メーカー保障は無いし、バンドルされて来るソフトもない。
 親切に教えてくれる人もいないし、アフターフォローなんて全くない。
 驚くほど安くなるわけでもないし、性能が飛躍的に上がるわけでもない。
 その上、部品の相性なーんて言う落し穴もあって、動作不良で悩むことさえある。
 それでも貴方は自作編集PCを作りますか? そーやめておいた方がいいんです。
 
しかし、されど、どーゆう訳か、それでも私が作り続けて来たのは・・・趣味だから?

 PCマニアでもない私が、編集PCやお遊びPCを作るサイクルは3年に1台ぐらい。
 だから、まだ7台ほどしか作ってない。
 毎回作る前になると本屋で最新事情を知るために本を2冊ほど買う処から始まる。
 3年も経つと技術革新で浦島太郎状態になっているから、情報仕入れてオタクの香りを嗅ぐわけね。今は情報検索もネットで出来るから凄く楽になった。 
 PCの造りって結構ガサツで、ケースの中身はそれほど部品が詰まっているわけじゃないんだ。それぞれの基盤は最先端の技術で凄いらしいけど、開発に関わる身でもなければ、風の噂ほどしか情報は分からない。
 でも、まー噂って奴がけっこう重要なんだけどね。情報と噂をゴチャ混ぜに仕込んで部品選びが始まるわけだ。 毎年部品の性能は上がっても、数年経ったぐらいではPCの部品構成ってさほど変わらない。 ザックリ6分類。

ケース・電源 関連マザーボード・CPU・メモリーグラフィックカード
ハードディスク関連ドラブユニット関連その他

 編集PCと言ったって、なーも特別なもんじゃない。各パーツのスペックを上げて、キャプチャーボードとRAIDカード挿すぐらい。(特別と言えば特別かもしれないが・・・)
 何でノンリニア編集ターンキーシステムって呼ぶかって言えば、それらしく聞こえるし、編集すぐ出来まっせ~って感じになるし、何よりも完成してるぜって言うメーカー保障みたいなもんだろうなー。
 この保障って奴が大事で、お仕事でやる羽目になった担当者が趣味でPC作っても、誰が機材管理の保障するんだ・・・っーて怒られちゃう、だから誰も作らないんだよね。 理解ある上司で貴方のわがままを許して、作らせてもらえたらラッキーだねー。でもここだけの話、作ってみて損はないと思うよ。使う機材を理解することは必要なことだからね。

 あと、個人事業で仕事している立場からPC機材の資産管理って側面を考えると、ノンリニア編集ターンキーシステムは高額だから固定資産の分類に入るけど、実際のPC部品は高くても¥20万前後だ。 殆どの部品は¥10万以下で何とかなっちゃうわけね。じゃーズルしてすべて消耗品扱いとして単品部品で購入すればいいじゃん、なーんて考えても、駄目なんだなー。 税務署もよく知っていて、考え方として「 独立して使用できるものでなければ分割できない 」ってことにしているらしい。PC関連で言えば、プリンタやスキャナなどはそれだけでは仕事ができないので、パソコン一式の一部として扱うのが普通とか、自作パソコンについても「マザーボード」とか「ハードディスク」とかに分割して伝票を書いたりすると「わざと分割してやった」と認定される可能性があって、それは、脱税という立派な犯罪となるそうだ。
 だから、分割してはいけない。 しかし、ばらばらで売っている物を組み立てたら、特定の資産と見なされるのも強引な気もするけど、どーも聞き入れてもらえそうにない。
 でも、修理、メンテナンスにお咎めは無い。 ならば、計画的な定期メンテナンスとして部品を交換して行けば、お上が決めた「パソコン/4年耐用年数」を超えた老朽PCもビンビンの最新マシンとして使い続けることだって可能ってわけだ。これで、自作編集PCはお値打ちってことにならないかな~。駄目? 
(下記PC部品は後日編集予定)
ケース
電源
マザーボード
CPU
メモリー
グラフィックカード
ハードディスク
HDリムバーケース
ディスクドラブユニット
マルチFDD
編集用備品
キャプチャーカード
RAIDカード
メモリーユニットDD

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