映像制作技術・撮影編・編集編・映像制作機材・ノンリニア編集機材などの解説　・・・

民生機のマルチ収録

　複数台のカメラで同時に収録する撮影方法をマルチカメラ収録と言う。　
　業務としてのTCやシンクの結合を必要とするお仕事では無く、家庭用カメラを複数台用いたマルチカメラ撮影のポイントを押さえておこう。
ニーズは学校や舞台関連スタッフやイベントの記録担当者に向く方法と言える。　
先ず4台のカメラを集めよう。動作チックと特にバッテリー充電は要注意だ。
人員は5人。カメラ４名に総括１人だ。
事前に各カメラの撮影ポジションを決めておく。
例えば１カメは舞台全景・２カメは中心人物・３カメは遊撃・４カメは会場諸々を撮影することに決めておく。
4台のカメラの同期はスタート時の合図（カチンコ・手打ち）で撮り始め、決して撮影を止めない事だ。今時のカメラなら2時間位の連続撮影は可能だ。
一番大切なことは、事前に収録趣旨を伝え、理解して撮影に臨む事が後の編集作業を楽にする鍵だ。