キャプチャーボード
キャプチャーボード
ビデオキャプチャーをしなくなったキャプチャーボードの必要性
昨今はビデオキャプチャーカードと言えば、TVチューナー付きの録画機能としてのキャプチャーカードを指すことが多い様だが、ここで言うビデオキャプチャーボードは、純粋に高品位に映像信号を取り込み、編集作業に使える機能を有した入出力機能を持ったキャプチャーボードに付いて検討する。
近年ファイルベースのカメラを使うようになって、収録テープをキャプチャーすることが無くなった。それに伴いキャプチャーボードの本来の機能は不要となったわけだが、実際の編集作業において、画像確認のためにプログラムモニターを使うわけだが、そのモニターへリアルタイムで映像出力させる、編集画像を確認をする為だけにカードを挿しているとも言える。これが正しい判断なのか判らないが、結果としてリアルタイムでフルHDの画像をプログラムモニターに表示しつつ、同時にWF/BS代わりに置いている、Blackmagic Ultra Scopeに波形を表示させている。
肝心なことは挿入カードに編集ソフトが対応しているかと言う事だが、下記メーカーの物はそれぞれのソフトに対応した旨が表記されている。 残念ながら下記カードを同一条件下で比較した訳では無いので、商品の比較検討は出来ないが、一例として使用している環境を提示するので他を推移して欲しい。
コンピューターには操作モニターに画像を表示する為にグラフィックカード(ビデオカード)を使用するのだが、このカードのGPUのパワーを利用することにより、計算処理能力を劇的に向上させるCUDAと言う機能がある。 編集ソフトもこの機能に対応しており、CUDAパワーのあるグラフィックカードの選択を考えるのだが、PC部品としてのグラフィックカードは、指定外のカードでもCUDAアクセラレーションが使えるようにロックを外す方法がネットにアップされていたりして、迷宮は深まるばかりなのだ。
キャプチャーボード製品名 | (参考価格) |
Grass Valley VELXUS 500 | \368.000 |
AJA KONA LHi | \195.000 |
Blackmagic Design Multibridge Pro | \139,800 |
Bluefish444 Create 3D | \498.000 |
グラフィックカード製品名 | ECCメモリ搭載量 | CUDAコア数 | MSRP(想定販売価格) |
Quadro Plex 7000 | 12GB(最大) | 896コア | 14,500ドル |
Quadro 6000 | 6GB GDDR5 | 448コア | 4,999ドル |
Quadro 5000 | 2.5GB GDDR5 | 352コア | 2,249ドル |
Quadro 4000 | 2GB GDDR5 | 256コア | 1,199ドル |
(2011/参考価格)
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